原題:Flammen & Citronen 製作国:デンマーク/チェコ/ドイツ 製作年:2008年 上映時間:136分 ジャンル:ドラマ/戦争 映倫:PG12 私のおすすめ度:★★★★☆/4.5

ナチス占領下のデンマークでのレジスタンス活動を描いた実話!

作品情報・コメント

ナチス・ドイツ占領下のデンマークを舞台に、地下抵抗組織の一員としてナチ協力者の暗殺に身を投じた実在の2人の男の姿を描いた実録ドラマ。

主演は「青い棘」のトゥーレ・リントハートと「007/カジノ・ロワイヤル」のマッツ・ミケルセン。

映画前半で出てくる怪しげな女。近づいてはいけないと願いつつも年の差恋愛に発展しちゃう。このあたりから何か、きな臭い感じがしてきた。

女の正体は、この場では証せませんが、かなりのくせものです。最後は精進して生き延びるのですが……….。

この映画もそうなんですが、この手の話は、やっぱりトリッキーな部分があるから面白いんですね。

だから私は、「誰が悪者で誰が良い者」と、作品がはじまった辺りから観察してしまうんです。かし、誰を信じて行動を起こすのかって、非常に微妙です。

主人公も間違った情報から、罪のない人を殺したことに悔やみます。でも戦時下なら、これも仕方がないと私は解釈します。

戦後、彼らはアメリカから勲章を授与されるぐらい、祖国デンマークでは有名な人だとか。

余談ですが、今回のゲシュタポの親分役ホフマンのクリスチャン・ベルケルさん。この2ヶ月の間に3回お会いしてます。(映画の中で!笑)

最初にお会いしたのは、es[エス]でした。その後気になってはいたのですが、まさかこんなに会えるとは!

近年のドイツ役といえばこの人なのかな?(映像元:Wikipedia)

昔のクルト・ユルゲンスさんだったのですがね。とにもかくも、良い映画でしたよ。この頃は「ナチ」ものばっかり観てたな❗️心境の変化❓

動画とあらすじ

《ザックリあらすじ》
1944年、デンマーク・コペンハーゲン。ナチスの弾圧が強まる中、地下抵抗組織“ホルガ・ダンスケ”で活動する23歳のフラメンと33歳のシトロン。
2人は、上層部からの指示の下で、ナチスに協力する売国奴の暗殺を実行していた。しかし、ある任務をきっかけに、組織に内通者がいることを知る。

疑心暗鬼に苛まれながらも、祖国のために戦い続ける2人は或る行動に出るが….。

作品データ

《スタッフ》
監督:オーレ・クリスチャン・マセン
製作:ラース・ブレード・ラーベク
脚本:ラース・K・アナセン,オーレ・クリスチャン・マセン
撮影:ヨルゲン・ヨハンソン
音楽:カルステン・フンダル
《キャスト》
トゥーレ・リントハート/フラメン
マッツ・ミケルセン/シトロン
クリスチャン・ベルケル/ホフマン
スティーネ・スティーンゲーゼ/ケティ
ハンス・ツィッシュラー/ギルバート
ピーター・ミュウギン/ヴィンター
ミレ・ホフマイーヤ・リーフェルト/ボーディル
公開情報:劇場公開(アルシネテラン)
初公開年月:2009/12/19
爺さん頑張ってます!
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