万太郎の祖母タキは、親しい呉服屋の仙石屋に寿恵子の花嫁衣装を注文するのだが、その際タキや万太郎たちがよく知る仙石屋のヤマザクラが病気にかかっていることを知る。
タキからその話を聞いた万太郎は、自ら目で確かめ、病気を治すための策を練り始める。
一方、綾は土佐の酒造りを守るために、蔵元の組合を作ろうと計画していました。
竹雄を伴って蔵元を順に訪ねて回りましたが、どこからも賛同を得ることができず、女性だからと侮られ、悔しい思いをする。
そして、帰り道に裏山の神社に立ち寄った綾は、「私が呪いながじゃ・・・」と弱音を吐くが、竹雄は綾にひと言!
「あなたは呪いじゃない。 祝いじゃ。あなたが心から、うちの峰乃月は変わらず旨いゆうて笑うちょったら。それが最高の祝いの言葉ですろう」と。
綾と竹雄は口づけを交わしました。
ある日、万太郎、寿恵子、竹雄の三人は、横倉山へ植物採集に出かけた。 万太郎の助手の役目を寿恵子に譲り渡すことになった。
竹雄は、植物採集や標本作りのやり方を寿恵子に教えていった。久しぶりの横倉山で夢中になって植物採集をする万太郎。
寿恵子は慣れない作業に苦労しながらも、万太郎の植物を慈しむまなざしに感動する。
その後、東京から石版印刷屋のまつ、大畑、イチがやって来て、万太郎と寿恵子の祝言が始まる。
万太郎は集まった人々に挨拶をして、話を付け加えた。
「そして、私は槙野の家の全てを、姉である槙野綾と彼女の伴侶である井上竹雄に譲るつもりです」と!
騒ぎ出す分家の者たちに、タキはこれまでの自分の態度を詫び、「これからは、本家と分家を超えて、互いに手を取り合い、共に商いに励んでほしい」と頭を下げました。
そして、タキは万太郎に言う。「万太郎、私の孫として生まれてきてくれて、ありがとう」
後日、万太郎たちはタキを連れて仙石屋を訪れ、ヤマザクラを眺める。万太郎は木の病を治すことは出来なかったが、若い枝を切って挿し木にした。
「楽しみだな…いつか、この桜が咲き誇る日が来ることを!」そう言い残し、タキは旅立っていきました。
ザックリですがまとめてみました。
週半ばでは遅いと思いつつ自分も記録としてのこします。
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